フランス生まれのテーブルサッカーです。人形を使ってボールをコントロールし相手ゴールにシュートを決め、得点を競うゲームです。世界的にはとてもポピュラーなゲーム(スポーツ)です。フランスを中心に欧米ではカフェやパブはもちろん、ホテルや学校などの公共施設でも目にすることのできるテーブルゲームです。日本ではバーやカフェなどを中心に設置されていますが、公共施設への導入も行われ始めています。
人形をコントロールして戦略を駆使するゲーム性の高さは、スポーツとしても見られるようになり、世界中の多くの都市で様々な大会も開かれ、国を代表して競うワールドカップも開催されているほどです。世界大会を取りまとめる国際連盟もあり、日本にも協会が1990年に発足し、国際大会に向けプレイヤーの育成やテーブルサッカーの普及活動を行っています。BONZINI社BabyFootは国際連盟が大会で使用を認めた数少ない認定テーブルの1つです。
ゲーム立ち位置
人形とフィールド
BabyFootはフランスを代表するテーブルサッカーメーカーのBONZINI社製です。BONZINI社は1950年代初頭よりテーブルの製作を始めた60年余りの歴史あるメーカーです。そのテーブルへのこだわりは、良質のブナ材や高品質の金属パーツを採用した高級な仕上がりとなって表現されています。バーに付いた人形は金属製で破損の心配もなく、フランスの熟練された職人によりハンドペイントを1体1体施しています。また、ハンドル(バー)が相手サイドに飛び出さないテレスコープ仕様と安全面を配慮した設計もBONZINI社BabyFootの特色の1つです。そして、より多くの人にBabyFootで遊ぶ楽しみを広げようと、20年以上前から車椅子用のテーブルも製作しています。BONZINIは電気を一切使用せずに遊ぶことができるエコなゲームでもあります。
得点用おはじき
B60のコインメック、
ボール取り出し口
テーブルに取り付けられているバーを前後や回転させ、人形でボールをコントロールして相手ゴールにシュートを決めます。スタンダードモデルはホーム・アウェイサイド合わせて8本のバーに合計22体の人形が取り付けられています。ゲームはテーブルを挟んみ相手と向かい合って行い、ホームサイドのバー4本・人形11体を操り行います。対戦方法は1対1(シングル)、2対2(ダブルス)などがあり、世界基準の大会ルールもありスポーツとしての側面も持ち合わせたゲームです。基本となるルールはサッカー同様、相手サイドのゴールにより多くシュートを決めたチームが勝利となります。人形・ボールのコントロールに慣れてくると前後左右のパスやフェイント、センタリングからのシュートなど、本当のサッカー顔負けなプレーをする事も可能です。トッププレーヤーの対戦では様々なテクニックを駆使し、頭脳的・戦略的なプレーが求められます。